今回の依頼はマイプ・マクロソラックスの調査だ。
マイプは新たに発見されたメガラプトル類の恐竜であり、
マイプは冷たい風の悪霊、マクロソラックスは大きな胴体を意味する。
マイプの全長は9メートル以上と考えられており、これまで発見されたメガラプトル類は
大きくても8メートルほどだったため、マイプは最大級のメガラプトルということになる。
また、南半球の白亜紀最末期の地層から発見されたこともあり、最後のメガラプトルともいえるだろう。カルカロドントサウルス類やスピノサウルス類は白亜紀中期に絶滅してしまったため、南半球の頂点の座に君臨していたはずだ。
最大最強にして最後の種とは、なんとも哀愁のある恐竜だ。
参考:国立科学博物館プレリリース 854409.pdf (kahaku.go.jp)
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